一発逆転! 戸塚の社労士・小林こうじが 一筆啓上!

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zoom RSS 最近読んだ野球人の本4冊と、サッカー人の本1冊

<<   作成日時 : 2011/03/07 08:22   >>

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スポーツ好きなので、アスリート(現・元)の書いた(口述した)本をよく読みます。

元野球部なので、基本的に野球選手のものばかりですが、今般は珍しく、サッカー選手のものも読みました。
以下、簡単な一言紹介&感想です。

『プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である 』
片岡宏雄/著
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/ABA60782/


立大で長嶋さんの一級後輩だった、元ヤクルトスカウト部長・片岡氏による、スカウト業務の表と裏、自身のスカウト論、成功および失敗談、野村さんとの確執などが記されています。

相撲の八百長と同じく、ずっと 「ある」 と言われ続け、本当にあった ドラフトにまつわる 「裏金」 の話は、さほど真新しいネタに触れられていません。

逆に、高橋由伸 入団時のことのみ、結構 突っ込んで書いていたのは、ギリギリでヤクルトから離れられたことが余程悔しかったのか?

個人的には、私の大学時代に神宮のスターだった立大・黒須選手のヤクルト指名→拒否の経緯の話が興味深かったです。


『蔦文也と池田高校 教え子たちが綴る“攻めだるま”野球の真実』
畠山準/著 水野雄仁/著 江上光治/著
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102943282/subno/1


私が中学生の頃、甲子園は池田高校が席巻していました。
また、池田の野球は、確実に日本の高校野球を変えたと思います。

バッティング練習ばかりで、キャッチボールなど、ほとんどやらないという話は何度も聞いていましたが、豪快なバッティングの源となる、筋力トレーニングやサーキット・トレーニングは体育の先生が発案者で、当初は蔦さんも懐疑的だったことは初耳でした。

名監督の陰に名参謀ありですね。

大学の同級生に池田の3番がいましたが、今どうしているのだろう?


『斎藤佑樹と歩んだ1406日』
應武篤良/著
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/ABA58627/


斎藤投手は、高校時代の方が躍動感があって俄然良かったと思っている私は、大学時代の変化を知りたくて、本書を手に取りました。

半ば、「應武監督の自画自賛本かな?」と思いながら読み始めたのですが、そうでもなく、国民的人気選手を預かった苦悩と責務が語られていました。

新日鉄君津の監督時代、高校や大学では 無名に近かった、松中(ソフトバンク)、渡辺俊(千葉ロッテ)のことを発掘し、長所を伸ばして、大選手への礎を築いただけのことはある監督の言葉でした。

「斎藤投手はあまり伸びていない」
という批判はあったが、練習は学年が上がれば上がるほどしていた。
肉体改造は、「体を強くするため」 のもので、フォームのバランスを崩したりもしたが、4年間 故障なく投げられたことなどの記述が印象深いです。


『愛甲猛のプロ野球ガチンコ観戦ノート 』 
愛甲猛/著
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/ABA22074/


何があろうと、僕らが小学生時代の横浜市民の誇りであったことは変わらない愛甲さんによる 「球界の野良犬」 に続く第二弾。
元プロならではの野球の見方が満載です。

例えば、「審判は敵に回すな」という項。
佐賀北が甲子園で優勝した決勝戦、劇的な満塁ホームランを打たれた直前に、広陵・野村投手の投じた決め球は明らかにストライクでしたがボールと判定されました。

「誰が見てもおかしい。教育者として言う権利はある」
と広陵・中井監督が抗議したくなった気持ちに、元審判員ながら 私も同情していました。

中井監督が後に謝罪したのは、スポーツマンシップや選手への教育上のことと 純粋に推察していたのですが、愛甲さんの見方は違います。

「後々のことを考えたのかもしれない」。
高野連を敵に回すと、大事な場面での判定がきつくなる。
ここぞというときに、不利な判定をされかねない。
抗議禁止の高校野球だからこそ、際どいジャッジに注意せよということです。

本書では、さらに詳しい持論が述べられていますが、視点の鋭さに、腑に落ちる点は少なくありませんでした。


『やめないよ』 
三浦知良/著
http://www.shinchosha.co.jp/book/610405/


三浦さんの連載コラムの書籍化です。

サッカーの技術的なことはよく解かりませんが、この人は 「達観している人だな」、「三浦さんだからこその矜持だな」 という印象です。

サッカーという激しいスポーツで、44歳の今もなお 現役のプロ選手とプレーしているのは、若い頃、自他に課した厳しさだけでなく、周囲への気配りや、サッカーへの愛情、優しさがあってこそなのだと思わされました。

アスリートというよりも、プロフェッショナルという言葉が似合う気がします。
日本サッカー界の至宝、聖人ですね。


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ついでに、今大好きな野球漫画とサッカー漫画もご紹介。

『砂の栄冠』
三田紀房 / 著
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000005367


三田氏の 『甲子園に行こう』 も、激戦区・神奈川で公立高校が甲子園を本気で目指すという、かつて無い着眼点による秀作だと思いましたが、本作も かなり面白いです。

センバツの21世紀枠を狙いにいく高校が採る戦略などは初めて知りました。

三田氏の作品に共通して言えることは、
「選手(登場人物)が考え抜いて成長すること」。
誤った指導をしている監督や大人達のことを間接的に批判もしています。

盲目的に従わないことは、正しいと思います。
高校生には、非常に難しい事ですが。


『コラソン』
塀内夏子 / 著
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000005179


塀内氏の 『オフサイド』 には、高校・大学時代に感動させられました。
いまだに全巻持っています。

『オフサイド』の頃は、Jリーグがなく、旧日本リーグの時代でした。

日本サッカー界に、これだけの勢いが出たのも、プレイヤーである前出の三浦さんや、紙面から応援した塀内さんらの功績によるところ大でしょうね。

本作は、塀内さんが待望しているタイプの日本人Fwが主役です。


スポーツは、体を育てるだけでなく、心も豊かにしてくれます。
色んな意味で。
とまあ、こんなところで。


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昔気質の職人たち:プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である
プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である (双葉新書)作者: 片岡 宏雄出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2011/02/16メディア: 新書 元プロ野球ヤクルト球団のスカウト部長が実名で書いた、プロ野球スカウトの実態。 スカウトはどういう基準で選手を見ているのか、裏金はあるのか、スカウトと監督の関係などなど、野球好きには興味のわく一冊。 ...続きを見る
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2011/05/11 21:12

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
カズ選手の本は、私も読みましたよ。ご紹介された本は、どれも読みたいものばかりです。今度、買ってみようと思います。
社労士 くにもと
URL
2011/03/07 11:59
くにもとさん、コメントありがとうございます。

くにもとさんは、三浦さん好きですものね。
ご紹介したものは、特別面白いとは言い切れませんが、「まぁ、それなりに・・・」といったところです。

どちらかというと、漫画の方がお薦めですが、くにもとさんは、漫画を読まれそうにないイメージです。
こばやし☆
URL
2011/03/07 16:27
昔は漫画はよく読んでましたが(ドカベン、タッチ、ドラえもん、山口六平太、いいひとetc)、最近は読んでないですね。久々に、読んでみようかと思っています。
社労士くにもと
URL
2011/03/08 20:43
くにもとさん、三田紀房作品は、ハマるかもです☆
こばやし☆ 2
URL
2011/03/09 09:31

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小林浩志 Koji.Kobayashi
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