「企業(組織)は人なり」 は確かなこと

寒い日が続きますね。
しかし、豪雪と戦う東北や北陸の人達の苦労を思えば小さなこと。
昨日、新潟に単身赴任中の親友から電話があり、
「雪、3m だよ!」
などと申しておりました。
春待ち遠しく、早く状況が改善されることを祈念しております。


今日は、ちょっと社労士の仕事に絡んだ話を書きます。

就職を控えた お子さんを持たれる方から、
「これからは、どんな業界に進んだり、どんな業種に就くのがいいのかなぁ?」
といった ご質問は、職業柄か、よくいただくところです。

10年ぐらい前でしたら、自分も含め 多くの人が
「IT業界がいいんじゃない」
などと答えていたと思います。

10年後の今、
もちろん 個別に強いIT企業さんは沢山ありますが、
全体的に必ずしも良い状況であるとは言いきれませんよね。

かつて、
長銀や山一證券が無くなることを予測した人は多くなかっただろうし、
社会保険庁が解体されるとも思わなかったし、
今、日航や東電の様相が こんなにも変わるなんて考えてもおりませんでした。

いかに リスク・マネジメントしていても、避けられない不測の事態もあります。

ですので、いただく ご質問内容は非常に難しく、
ご子息の将来に関わることでもあるので、
簡単に お答えできるものではないのが正直なところです。


私は、社労士生活17年目で、関わった企業数は 中小企業を中心に 300ぐらいはあると思います。

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最近では、たまに このように大きなビルヂング内の会社に おじゃまする機会も出来ました。

労務管理の基本書的にベタな話で恐縮ですが、
「企業は人なり」 という言葉の的確さを 常々感ずるところです。

人を大事にする会社は、
人が能力を発揮し易く、
ひいては労働生産性が高まり、
業績向上へと繋がる。

雇用した人材に、愛社精神が高まり、よく働いて、より 「強固な集団」 が形成されていっているのでしょう。

中に入らなければ、わからないことではありますが、
とどのつまり、「社風」 の面が大きいといえると考えます。

業種や業界判断も、もちろん大切なことですが、
「企業体質」を見極めることも大事な要素ですね。

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『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』 
城 繁幸  著

http://www.amazon.co.jp/3%E5%B9%B4%E3%81%A7%E8%BE%9E%E3%82%81%E3%81%9F%E8%8B%A5%E8%80%85%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%B8%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B%E2%80%95%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%9F%8E-%E7%B9%81%E5%B9%B8/dp/4480064141

『若者はなぜ3年で辞めるのか』 の続編です。

せっかく入れた大企業を3年以内に辞め、転職や起業をしたり、子供の頃からの夢を追った若者たちの 「その後」 を紹介しています。

本書の中で、

・・・ もっとも幸せな人は、働くという行為と、自分の動機が完全に一致する人間だろう (中には無理やり新人研修などで一致させようとする企業もあるが、世間ではそれを “洗脳”という)。大雑把に言ってしまえば、 「やりたいことをやって、それで生きていける人」ということになる。
そういう意味では、彼らは万人に一人の選ばれた人間といえるかもしれない。確かに、そんな幸運な人など、 そうはいないのも事実だ。彼らは昭和的価値観の地平から飛び立ち、天空に燦然と輝く北極星のような 存在に違いない。 ・・・

というくだりがあります。

企業の論理、組織の歯車的なことを敬遠する気持ちは、よく解かるけれど、自分のやりたいように生きていくのは、そう簡単なものではないよ、ということでしょう。

本日の 「幸之助 日めくり」 の言葉は、

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でした。

仮に嫌な仕事に就いても、腰を据えて、忍耐強く努力すれば、将来 別の仕事に替わったとしても、決して無駄にはならないと述べておられます。

私は、個人が 「忍耐強く」なるためには、「努力」 プラス 「良好な人間関係、コミュニケーション」が存在しなければならないと思います。

「自分だけでなく、あの人のため、彼らのためにも頑張ろう」と意識できる職場環境ですね。

昨年来、研修講師の仕事をさせていただいて、同じ会社であっても、支社や事業グループによって反応が違い、同じ大学であっても、附属高校によって取組が様々であることに驚きました。

社風(校風)は、人の集合、日々の活動によって 大きく変わってくるのだろうと実感した次第です。

あまり、まとまりが無くて恐縮ですが、若者の就職戦線に関するご質問から、読んだ本、こなした仕事等から到った思いを書かせていただきました。

長々と書きましたが、結論はタイトルに。

本日は、以上でゴザイマス。  <( _ " _ )>


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