法律系「資格試験」と、法律「学」の勉強方法はイコールではない

11月13日に行政書士試験が行われました。

LECの横溝先生の講評を拝見すると、「組し易しとまでは言わないが、昨年よりは得点し易かったのでは?」 といった風に読めます。
http://ameblo.jp/mizo-pan/entry-11080667171.html

私は、2008年に行政書士試験に合格しました。
手前味噌ですが、かなり頑張って、本試験では 226点を獲りました。
http://office-k-sr-koji.at.webry.info/200801/article_26.html

合格後、社会人大学院の法学研究科に入り、「自分には、それなりに リーガル・マインド が備わっているほうなのだろうなぁ~」 と 勝手に思っていたのですが、それはそれは大きな自惚れでした。

やはり、きちんと法学部で学んで来られた方は、「センス」 が良かったです。

私の行っていた社会人大学院では、「判例評釈」 といって、簡単にいえば、「1つの裁判を どう多面的に分析するか」 といったことを発表し合う講義があるのですが、担当教授からの私への評価は厳しいもので、「小林さんは、バッターボックスに立っていない」 という苦言を賜り、まぁ とにかく苦戦したものです。

しかしながら、こうした 「判例評釈」において、担当教授も唸るような発表をされる院生も数名おられ、その他大勢組の私は、単純に 「スゴイなぁ~」 と思ったし、「こういう人は、司法試験にもチャレンジできるのだろうなぁ~」などと感じていました。


11月13日、私が 「スゴイなぁ~」 と思っていた中の お一人が、行政書士試験を受けられました。
しかしながら、自己採点結果は、あまり芳しいものではなかったそうです。

試験勉強時間をあまり確保出来なかったのかもしれませんが、法律学の学問的センスと、資格試験対応は、必ずしもイコールではないのだと思いました。

資格試験合格への最短ルートは、やはり、①受験予備校へ行き、②試験傾向を知り、③傾向に即した徹底トレーニング となるのでしょう。

行政書士は、合格後の業務が、行政事務手続きとなることから、そうした特性を踏まえておくことも試験対策上 大事なのでしょうね。

私が申し上げたいのは、法律学問を究めた方、法律系難関資格試験を突破された方、どちらが凄いとか、偉いとかいうのではなく、求められる状況対応能力は、ケース・バイ・ケースであるということです。

究極では、法律学者になりたい方と、弁護士になりたい方が、準備として 歩む方向性に異なりがあるということ。
医師に例えるなら、研究医と臨床医の違いのようなものでしょうか。

高校球児だった自分は、プロ野球選手の凄さを知っているし、
行政書士試験レベルの自分は、司法試験の難易度も解かるつもりです。
学者さんの世界の厳しさも然り。

凡人である私たちは、トップレベルの方々から学ぶこと、そして、そこそこの努力を怠らないことで、世間を知り、どう生きる(処する)べきかを決定している部分がありますね。

それは、そんなに 情けない事でもないと思います。^^;


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