エリート達の役割、凡人達の覚悟

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ちょっと前ですが、時期を別にして、桑田さんの著書を2冊読みました。

どちらの本でも、
桑田さんは、「文武両道」 のバランスについて説かれています。
写真左の本では、「超効率的努力」 という言葉で その重要性を強調。

「野球選手であっても、
 勉強は必要だ、
 時には遊べ、
 恋愛もしろ」

といったことが書かれていました。

たしかに、そうなのだと()思います。

僕の通っていた日体大は 優秀なアスリートの宝庫でしたが、
不運や不遇等が重なって、選手生活をドロップ・アウトした者の中には、
変な方向へ堕ちて行ってしまう者もいます。

もちろん、運動で培った不屈の闘志で再生する人もいますが、
競技生活が人生の全てだった者の中には、
気持ちの切り替えが上手に出来なかったりもするのでしょう。

しかし、桑田さんの仰るようにバランス感覚が優れていれば、
色んな引き出しがあって、
不測事象にも対応し易いのかもしれません。

けれど、選ばれし者、
その道のエリートとなるには、
がむしゃらに信じた道を突き進む必要()あるのではないでしょうか。

全国、そして各世代の野球エリート達の中から、
ほんの一握りの者だけが辿り着けるプロ野球の世界。
数学の勉強をしている時間があったら、
バットを振るべきなのだと()思います。

では、バットばっかり振っていて、
弱肉強食の世界で夢破れた者は、
そこから、どう リカバリーするのか?
だから、バランスが大事なのだ!
という話になるのでしょう。

ただ、バランスを最重要視して、
さらに、文武どちらかの最高位に君臨できる人など、
ほとんど居ないのが現実では?

甲子園に4番打者として出て、東大の理Ⅲにも入れる人なんて、
まず聞いたことがないし、
司法試験や公務員のⅠ種を突破する人だって、
遊びをはじめ、色んなことを我慢して勉強に集中するのだろうし。

もっと極端な例では、ノーベル賞をもらう人なんて、
寸暇を惜しんで研究に尽力されているのでしょうし。

スポーツにしろ、学問・芸術にしろ、
その道のエリートというのは、
一心不乱に、その道を邁進する役割を課せらた宿命にあるのかもしれません。

世の中が、バランス感覚に長けた「中の上」みたいな人間ばかりでは 何ら面白味がない。

だから、バランス感覚を意識すべきは、
僕たちのような凡人、小市民なのだと思います。

天才ではないからこそ、
偏り過ぎないようにしておいた「方がいいのでは?」 という発想。

好きなだけでは、飯なんか食っていけないよ。
野球だって、絵画だって、文学だって、音楽だって、お笑いだって。
正業を持ち、あとは ご趣味のレベルで。

もちろん、理想的に美しいし、尊いのは、
「あきらめずに頑張ったからこそ・・・」
ですが、
大半の者は、自分が凡人であることに、遅かれ早かれ気付く事になります。
ただし、もの解かりが良過ぎたり、あきらめが早過ぎるのも問題かとは思いますが。

まぁ、凡人が目指すべき、文武両道だって、
凡人なりに、十分大変なんですけどね。
そもそも、どこからが 文武両道と呼べるのかも判りませんし。

高校の野球部時代、
関東一高に 0-1
修徳高校に 5-12で敗退。

2級先輩で
慶応の野球部に進まれた方が一人。
同期で立教の野球部が一人。
国公立皆無。
あとの者は、だいたい偏差値40台。
各人の 「自己満足」の部分は別にして、
世間的に見て、野球も勉強も中途半端に終わった者が大半でした。

僕を含め、「中の下」だった仲間たちは、
色んなことで挫折し、あきらめ、
それでも、それぞれのフィールドで、「中の上」を目指して、早40代。
バランスを意識しながら、懸命に あがいています。

ただ、「自己満足」の部分が アガキの源泉になっている事だけは確かです。 


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この記事へのコメント

2017年07月24日 21:56
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