労働法と会社法の両輪

大学院で、某大手保険会社の監査役による
「企業倫理とコンプライアンス」
という講義を受講しています。

50代と思しき非常に博識な先生です。
お世辞など抜きで、古今東西の あらゆる分野に精通されていると申し上げても過言ではないくらいの 幅広く、奥深い ご見識を惜し気もなく披露してくださいます。

何処ぞの知ったかぶり社労士とは エライ違いで、
こちらが聞きもしない 的外れなことを 偉そうにタレ流しまくるなど、全くもって有り得ません。

やはり、巨大企業の役員レベルまで のし上がられる方は流石だと思いました。

講義の中では、COSOの内部統制システム、CSRとSRI
日本版SOX法、個人情報保護法、公益通報者保護法など、
制定の背景から運用上の問題点までを判り易く解説してくださったり、

また、リスク管理を考える上での
「破綻すると危険な 『ABCDEF』 レベル」 として、

A: アトミック(原子力)
B: バイオ(生物)
C: ケミカル(科学)
D: ディザスター(自然災害)
E: エコノミー(経済)
F: フィナンシャル(保険)

などという見解があることを教えてくださいました。
無知な私は、当然ながら これらを始めて知りました。 ^^;


しかしながら、小難しいことは さておき、

・あいさつをする
・約束を守る(出来ない約束はしない)
・うそをつかない(言うべき事は言う、不作為もダメ)

が、信頼の基礎であるし、

・背伸びをしない(無理がない、余力がある)
・質素である(シンプルはエレガンス)
・信念を持つ(ある部分は頑固に)

が、信用の基礎である。

「当意即妙」
瞬間瞬間が問われ、メッキはすぐ剥がれる。
経営倫理を考える上で、基礎の枠組みを崩さなければ、
不祥事など起きないと述べられていました。


また、余談の中で、
「人事をやる人は、労働法ばかりを勉強するが、会社法を ほとんど勉強しない」
「それでは、あまりにもバランスが悪い」
と おっしゃいました。

おっしゃる通りだと思いました。

社労士試験には 会社法はおろか、民法すらもありません。

行政書士試験での会社法の位置付けは、
60問中5問 300点満点中の20点の配点です。
つまりは全体の15分の1。
私自身は、30分の1ぐらいしか勉強しませんでした。

商法も会社法も さわりの部分しか解かっていません。
経営者にアドバイスをする仕事でありながら 自らの体たらくを反省しました。
国家試験のカリキュラムに則ればいいなんて、顧客は決めませんからね。

社労士の仕事も、行政書士の仕事も、
昔の 「手続き屋」 のみの範疇を大きく脱しました。
真に頼り甲斐のある経営者のパートナーとなれるよう、日々努力しなければなりません。
頑張っていきましょう!



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