正しい評価

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別府大分マラソンで、富士通の藤田選手が優勝しました。
http://www.sanspo.com/sports/top/sp200702/sp2007020503.html

藤田選手は、駒大時代に箱根駅伝で大活躍した選手ですね。

日本人選手の常識として、「フル・マラソンは1年に1本」 という考え方があるそうです。
藤田選手は、外国人選手から、「日本人選手は、マラソンを難しく考え過ぎる」 というメッセージを受諾し、福岡国際マラソンから2ヵ月後という、いわば 「掟破り」 を断行して、見事に優勝しました。

藤田選手は、「2時間9分30秒以内での優勝」 という陸連の基準をクリア出来なかったので、世界陸上への出場が決まった訳ではありません。

陸上にしろ、水泳にしろ、スケートにしろ、大きな大会の出場選手を 連盟の幹部達が会議によって選考する仕組みは平等でない気がします。

マラソンは、テレビ局とタイアップしたレースを数回設け、重要な収入源を確保しなければならない事情も判らないではありません。
けれど、選手からみれば、「一発勝負」 で、「用意ドン」 とやってもらった方が、どんなにスッキリするでしょう。

連盟の おエライさんに嫌われると、実力がありながら外されてしまった、千葉すず選手のような不公平もなくなるでしょうし。

昨日、「四度目の氷河期」 という荻原 浩さんの作品を読了しました。
前回の直木賞を逃した候補作品でした。
私は、荻原作品のファンですので、贔屓目に見るきらいがあります。
受賞作品と比べても、当作品の方が上だと思っています。

本や映画の好き嫌いは、主観によるものですので、受賞作品が必ずしも、最も優れた作品とは言い切れないでしょう。

人事考課の世界でも、「数値化しやすい業務」、「数値化し難い業務」 があります。
納得いかない評価は、働く人の やる気を削いでしまいます。

評価をする人間は、正当な評価を果たすよう、平等な仕組みづくりと、評価者自身のトレーニングが必要です。

スポーツの世界は、まずは 「平等な仕組みづくり」 からではないでしょうか?

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