監督と選手の相性、上司と部下の相性、所属先のプライド

昨シーズン限りで読売ジャイアンツを引退した元木大介選手は、昨シーズン中、堀内恒夫監督から完全に干されていました。
しかし、元木選手は、長嶋茂雄政権下においては、「曲者(クセモノ)」などと呼ばれ、トリッキーなプレーを得意とする、いぶし銀的なスーパー・バイ・プレーヤーとして大変重宝されていましたよね。

元木選手の代わりにセカンドのレギュラーとして活躍していた仁志敏久選手は、現在、原辰徳監督から干されています。
仁志選手は、今年だけではなく、原監督の第一次政権下の頃にも8番打者に降格させられるなど、原監督との相性が悪かったように思います。
けれども、原監督が解任された 翌年(2004年)の堀内政権下では、再びトップバッターの座を奪い、前年の わだかまりを払拭するかの如く、27ホーマーを かっ飛ばしました。

そして 本2006年、現在 ジャイアンツの1番セカンドの座に就いているのは、新人・脇谷選手です。
原監督は、シーズン前に、仁志選手と同じセカンドのポジションに、ロッテの小坂選手、今シーズン途中には広島の木村選手を補強しました。

仁志選手は、私が高校3年時に、茨城・常総学院の1年生にして甲子園で準優勝したチームのレギュラーを獲り、当時から「関東ナンバーワン・ショート」と呼ばれていました。
早大では主将、日生では全日本入り、巨人1年目は新人王という 栄光の野球人生を歩まれた仁志選手の胸中は 実に穏やかではないものと想像します。

生き馬の目をぬく とも言うべき、実力の世界のプロ野球界ですが、やはり選手の起用法においては、監督の好き嫌いは 相当大きく影響するように思われます。

サラリーマン社会でも、相性が悪い上司の着任によって、一気にパフォーマンスが低下する会社員が居るように、どんな世界であっても人間関係はデリケートな問題なのでしょう。

誰とでも上手く付き合うことの出来る 『博愛主義』 の方というのは、ある種の才能を お持ちの方であると思います。
私は、苦手なタイプの人との付き合いが どうしてもストレスが溜まるものですから、余計にそう思います。
嫌な上司や お客さんと無理して付き合わなくて良い、自分で意思決定できる職場環境が、士業者として一番助かっている部分ですね。

プロ野球選手とて、どうしても良好な人間関係を構築することが苦手なタイプの人は居るのでしょうね。

仁志選手の今シーズン終了後の去就を注目しています。
仁志選手と元木選手は、同い年ですが、元木選手は 「巨人の選手として終わりたい」 と言って、スパッと野球を辞めてしまいました。
過去の定岡投手や斉藤投手など、まだまだ選手として活躍出来るのに、元木選手と同じ理由で辞めた巨人軍の選手は少なくありません。

巨人軍のブランドというのは、プロ野球界において、そんなにも重要なのでしょうか。
サラリーマン社会に例えると、メガバンクや大手商社で定年を迎えるようなものなのでしょうかね(ちょっと違うか)?

私は、ファンだっただけに 元木選手には、野村楽天などで、頭の野球を もっともっと見せて欲しかったです。
それからクビになった選手としての意地やプライドもアピールして欲しかった。
中日に移った川相選手のように。

仁志選手はどうするのだろう?
レギュラーを獲れるチャンスのある球団は沢山あると思います。
巨人を去ることになったとしても、他球団で頑張って欲しいですね。

※-追伸 -
 原監督や堀内監督の悪口を書いたつもりではないので、ファンの方は怒らないでくださいね。あくまでも「相性」をテーマとした話ですからね。

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  • 仁志選手の 「負けじ魂」 に大きな期待

    Excerpt: 来期、横浜ベイスターズに移籍が決まった仁志選手の発奮、巨人戦での 「恩返し」 には大きな期待をもっています。 Weblog: 歩到歩到(ぼちぼち)/ 右投右打の社労士が一筆入魂 racked: 2006-11-09 06:12